1.はじめまして~辻山・五十嵐法律事務所の理念~

■やっとブログスタートです
辻山・五十嵐法律事務所の開設は平成25年1月7日、ホームページ自体は年始からアップしました。アップ当初からブログのページは作ってあったのですが、第1回の記事を書こうと思いながら冬が終わり、桜が散って、葉桜の季節も過ぎ去り、ついに新緑が眩しい季節になってしまいました。

■お客さまは心に傷を負っている
さて、第1回は、やはり、私たちがこの事務所を始めるまでの軌跡(というと大げさですが)と、この事務所の理念とか弁護士としての信念を書きたいと思います。
私たちは弁護士になってからの数年間、東京にある別の事務所の先輩・後輩として一緒に仕事をしてきました。様々な悩みを抱えたお客様の仕事をさせて頂く中で痛切に感じたのは、トラブルの渦中にあるお客さまに寄り添うことが弁護士に課せられた非常に重要な使命であるということです。こういう風に書いてしまうとほんとうに月並みですが。結局のところ、大切なことはいつも月並みなような気もします。
人生の中でトラブルに遭遇してしまったとき、人は、大切な何かや誰かに対する信頼、当然のように享受してきた日々の暮らしや心の平穏を失い、容易には癒しがたい傷を負ってしまうことがあります。時には、大切だったはずの誰かを、心ならずも恨んだり、時には憎んだりする気持ちが生まれてくることさえあります。

■弁護士の仕事は法的手続だけではない
弁護士は、主に法的手続を通じて、法律の知識や技術を駆使して、お客様の権利を実現するために動きます。外から見ると、弁護士の仕事はこれに尽きるようなイメージがあるように思います。しかし、誤解を恐れずにあえて言えば、法的手続は問題解決のための手段の一つにすぎません。例えば、法的手続を通じて、金銭の支払いを確保したとしても、お客様の負った傷が癒されないままであったならば、事件が終結したとはとても言えないからです。
皆さんご存知のように、訴訟や調停のような法的手続が一定の終結をみるまでにはそれなりの時間を要します。正直に言って、私もこの時間の長さに苛立つことはあります。しかし、私は、この時間は、私たち弁護士がお客様と一緒になって、お客様の傷を癒すために必要な時間だと思っています。もちろん事件によっては、スピーディーに解決することが命という類型の事件もあります。しかし、深い傷を負った場合、心からの笑顔を取り戻すためには、癒しのための長い時間が必要なことが多いのです。ですから、私は、解決までの長い道のりを共にする弁護士を選ぶ際には、この長い癒しの過程を共に歩んでくれると思える人を選ぶべきだと考えています。

■リーガルカウンセリング
私たちは、お客さまのために法的手続を遂行するだけではなく、お客さまを癒すためのお手伝いをさせていただきたいと考え、これをリーガルカウンセリングと名付け、法的知識だけでなくカウンセリングの勉強にも勤しんでおります。
どんなに深い闇に見えても、必ず一筋の光を見つけることができると私たちは信じています。そのためのお手伝いをさせてください。

(五十嵐)

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